三智を磨き、自己の生き方を切り拓く Okuwa Junior High School
長野県木曽郡大桑村長野891番地-1
TEL 0264-55-3039

お知らせ

学校からのお知らせを掲載しています。

2024-02-02

オオクワガタCS

~大桑村コミュニティースクール~

2月2日(金)に今年度3回目のオオクワガタCSが開催されました。今回は中学校会場でしたので,開会の前に授業参観をしていただきました。1年生は音楽で“箏”の学習の最終回。みんなで「さくら さくら」を演奏しました。2,3年生は総合的な学習の時間「三智」でした。2年生は「3年生を送る会」の企画,3年生は「卒業前の給食希望献立」を考えていました。気づけば今年度の登校日数は29日。卒業式も近くなって参りました。
 コミュニティースクールの会議では,本年度の活動を振り返るとともに,来年度の方向を考えました。小学校からはグランドデザインの見直しについて,中学校からは部活動の地域移行についてそれぞれの課題が出され,意見を交わしました。

2024-01-20

一人で悩んでいるあなたへ

~SOSの出し方講演会~

 1,2年生が「立志式」をしている間に3年生は「SOSの出し方講演会」に参加しました。人は生きていくときに悩みをかかえ,心が疲れてしまうものです。その悩みに耐えきれなくなって,心が重傷を負う前に,できることは何だろう?というお話を聴きました。“リフレーミング”をすることで視点を変えたり,趣味などの好きなことに打ち込んだり,気持ちを文字にして客観的に見るなどリフレッシュする事を教えていただきました。中でも大切なことは“一人きりでがんばるのではなく,誰かに話をする”ということ。信頼できる“誰か”を見つけ,困りごとを話すことで心が軽くなるということが,困難を乗り越えるときの大きな手助けになります。

2024-01-20

それぞれの決意を胸に

~立志式~

 1月20日(土)は授業参観日で2学年は「立志式」を開催しました。平成17年度から始まり今年で19回目です。
 それぞれ自分の志を色紙に書いて,その言葉を選んだ理由を発表しました。
 大桑村からは,“Third Book Presents”として生徒それぞれが選んだ本のプレゼントがありました。自分の知らない世界を教えてくれる”Third Book”を手に,新たな世界を広げていってくれることでしょう。

2024-01-14

劇音楽「アブデラザール」組曲より

~アンサンブルコンテスト中信大会~

1月14日(日)に吹奏楽アンサンブルコンテスト中信大会が,松本市のキッセイ文化ホールで行われました。50チームの出場がありました。大桑中学校からは2年生チームが46番目に演奏。曲はヘンリー・パーセル作曲の『劇音楽「アブデラザール」組曲より』でした。金管楽器が大きなホールによく響いて、前大会よりも磨きがかかった演奏ができました。写真は演奏終了直後のもので、やり切った感じが伝わってきます。

2024-01-09

新生徒会スタート

~生徒会活動~

1月9日(火)に,2年生が主体となる新生徒会がスタートしました。各委員長,副委員長は少し緊張気味に進行を務めていました。日常の当番活動がある委員会は,やり方を丁寧に確認する様子が見られました。「よりよい生徒会にしたい」というその気持ちを大切に活動していきましょう。

2024-01-09

自分のできることを

~3学期始業式~

1月9日(火)に3学期始業式を行いました。まず各学年の代表者が決意を述べました。1年生は,何事にも「手を抜かない」事を大切にし,勉強や部活動でも納得のいく結果を得たいという事でした。2年生は,3年生から引き継ぎいでいろいろな場面で牽引役となるので,生徒会や部活動でその役割が果たせるようがんばり両立していきたいと述べました。3年生は,①体力をつくり万全の状態で受験(受検)に臨みたい,②卒業式の合唱をみんなと歌う,③給食を今よりも味わって食べる。という抱負が述べられました。▼校長先生は,能登半島沖地震に触れて心が痛むことを述べられ過去に起きた災害について語られました。10年ほど前「長野県北部地震」がありました。担任していたクラスの中に,家が全壊になったご家庭がありました。5年ほど前には台風の被害がありました。千曲川が決壊し長沼小学校は1.5m浸水し,約3ヶ月間校舎が使ず近くの学校で一緒に学ぶことがありました。大桑村では2年前の夏休みに大雨による災害があり,避難をしたご家庭があったり,国道が1年以上交互通行になったり大きな被害がありました。このとき池口寺では土砂崩れで本堂がずれ仏像が壊れてしまいました。いま日常生活が送れることが本当にありがたいと思います。さきほど3学期の決意が述べられましたが,日常生活があるから目標に向かってがんばれるありがたさを感じます。そのことを心の片隅に置いてほしいです。大桑村では,災害に備えるため役場もそうですが,消防団も活動していて先日の出初め式では,この中のお父さんが団員としてでていらして村を守ってくださっています。一方みなさんですが,3年生は「キズナベンチ」の活動を通して,村の方とのつながり,「絆」を深めることをしてくれています。ベンチを通して村民のつながりを築くというのは,実はとても大きな事をしてくれているのではないかと改めて感じました。今回の地震で,被災地支援のため,世の中ではいろいろな事をしようとしていますが,みなさんは“自分のできること”をすればいいと思います。以前勤めていた中学校の子どもたちは募金を募って集まったお金を自分たちで届けたいと言いました。気持ちは分かるのですが,学ぶべき授業の時間を使って被災地に出かけていくのは本当の支援になるのでしょうか。その子どもたちは話し合いの結果,募金は団体を通じて届けることを選びました。池口寺のご本尊は,完全に元どおりとはなりませんでしたが,2年の時を経て修復されました。災害が起きると大変で辛いことなのですが,みんなでやれることをやっていけば,時間はかかるけれど復興していきます。1年生は2年生へとなり先輩として新入生を迎えます。2年生は,3年生となり本格的に生徒会運営をする立場になります。3年生は義務教育を卒業し,それぞれの道へと旅立ちます。互いに支えられ,支え合って3学期を乗り越えましょう。▼中学生は「大人」と「子ども」のちょうど真ん中。世の中のことを見つめ,世の中のためになることをしたいという気持ちが大きくなります。それと同時に,何かをするには力不足を感じてしまうのも事実。今は力を蓄えるために,自分のできることを精一杯がんばることが,きっと未来につながるのだと思います。

2024-01-08

ホールに響く音色

~アンサンブルコンテスト塩筑木曽大会~

「成人の日」であった1月8日(月)に,塩尻市のレザンホールで吹奏楽アンサンブルコンテストが行われました。ここで上位のチームは中信大会へ進出することができるとあって,みな緊張の面持ち。それでも練習の成果を出し切ろうと勇気を振り絞って演奏しました。結果は,2年生チームが中信大会へ進出することが決まりました。1年生チームは惜しくも駒を進めることはできませんでしたが,次への手応えを感じられる演奏となりました。

2023-12-25

インターネットに潜む脅威

~職員研修~

12月25日(月)の生徒下校後に職員研修を開きました。木曽警察署の生活安全・刑事課 課長代理の小野様に講師としてお越しいただきました。移動・通信の高速化による犯罪の広域化が進んでいる現代社会では,ニュースでも話題になった海外からの特殊詐欺が起きています。その他にもSNSへ安易な写真記事投稿により多額の損害賠償を求められる事案もあります。トラブルに巻き込まれないために(1)判断力 (2)自制力 (3)責任力 プラス「人をかなしませない力」をつけることが大切とお話しいただきました。教職員として子どもたちへの教育はもちろんのこと,自分自身も気をつけて生活することの大切さを教えていただきました。

2023-12-25

それぞれの成長が感じられました

~2学期終業式~

12月25日(月)に2学期終業式が行われました。各学年の代表生徒から2学期を振り返っての感想発表がありました。1年生からは勉強の仕方や早起きができるよう生活習慣の見直しをしたこと,2年生からは文化祭で自ら積極的に活動でき充実したクラス発表ができたことや係活動,部活動について3学期も力を入れていきたいこと,3年生からは文化祭のクラス合唱の練習をがんばることができ,みんなと歌うことの喜びを感じたので,卒業式でも心に残る合唱にしたいと,それぞれ発表がありました。▼校長先生からは,それぞれの学年について成長が感じられた印象的なできごとについて紹介がありました。1年生は「学んで得る智」について取り組めていました。素晴らしい学び方として,一人ひとりが前向きに学ぶ姿勢がみについていることと同時に,全員で理解しよう,一緒に伸びていこういう姿が多く見られていました。2年生は,「自ら体験することによって得る智」について磨いていました。意欲的に体験していく前向きな姿勢が見られました。3年生から部活動を引継ぎ,自分の技量を高めるだけではなく,チーム全体の力を引き上げたいという思いが,試合からも伝わってきました。3年生は「人と交わって得る智」を磨きました。文化祭を16名で成功に導きました。コロナ禍による制限解除で実施内容が多くなった一方,限られた期間で準備しなければなりませんでした。クラスで取り組んできた「キズナベンチ」も完成し,大桑村の人とつながり,笑顔を届けるという思いが形となりました。充実した2学期であったことを通知票を見ながら振り返りましょう。

2023-12-22

キズナベンチ

~ベンチを大桑保育園にプレゼント~

12月22日(金),3年生が“ベンチ”をプレゼントをするため,大桑保育園を訪れました。総合的な学習の中で,村の絆を深めたいとの思いから,村民の方がベンチに座って語らうことを願って“キズナベンチ”を製作しました。全部で5脚製作し,そのうち3脚は保育園用として,小さな子どもに合わせた高さやデザインを考えました。歌のプレゼントとしてハンドベルの演奏で「きよしこの夜」を合唱しました。園児の皆さんからは「あわてんぼうのサンタクロース」の合唱が披露されました。“キズナベンチ”がきっかけとなって,その思いが受け継がれていくことを願います。